泉大津市教育施設再編計画

更新日:2023年08月01日

泉大津市教育施設再編計画を策定しました

 

 

【計画策定の趣旨及び目的】

本市の将来を見据え、多様化するニーズや公共施設の担う役割などを踏まえ、新たなニーズに対応した教育施設づくりに取組む必要があることから、教育施設の検討業務を行うものです。今後、社会に開かれた教育課程の実現に向けて、学校と地域の連携・協働が今まで以上に求められていくなか、コミュニティスクール等の仕組みにより地域とともにある学校づくりを進めていくため、地域交流ゾーンの整備方針と併せ、教育施設の持つ役割を維持しつつ、効率的・効果的な教育施設配置計画を策定します。

【計画策定期間】

令和3年度から令和4年度

「未来の学びの場」を考えるワークショップを開催しています!

学校や南・北公民館、勤労青少年ホームなど、既存の教育施設の整備の方針を定める計画づくりを行うにあたり、施設などに求められる機能や、望ましい使い方などを、生涯学習施設の利用者・市民活動団体・小中学校の先生・市民の皆さんなど様々な立場の方と一緒に考え、意見を出し合うワークショップを開催しています。

☆第1回☆

開催日時 : 10月23日(土曜日) 1.午前10時~正午 2.午後1時30分~3時30分

場所:テクスピア大阪 ミニホール

参加人数:1.午前 20名 2.午後 16名

内容:午前、午後ともに4つのグループに分かれて話し合いました。教育施設の利用状況について共有し、施設を利用している立場・利用していない立場それぞれから、既存施設の良い点や課題について意見交換をしました。その上で、既存施設の良さを残しながら、今ある課題を解決し、より多くの人が気軽に使える施設とはどんなものだろうか、という話にまで発展しているグループもありました。話し合ったことはグループごとに発表し、共有しました。

第1回ワークショップ資料(PDFファイル:1.3MB)

 

未来の学びの場わーくしょっぷ写真
未来の学びの場わーくしょっぷ写真
未来の学びの場わーくしょっぷ写真
未来の学びの場わーくしょっぷ写真
未来の学びの場わーくしょっぷ写真
未来の学びの場わーくしょっぷ写真
未来の学びの場わーくしょっぷ写真
未来の学びの場わーくしょっぷ写真

★第2回★

開催時期 : 11月20日(土曜日) 1.午前10時~正午 2.午後1時30分~3時30分

場所:条南小学校図書室

参加人数:午前23人 午後13人

内容 : 「教育施設の認知度・関心度を高めるためには」「利用してもらうため・満足度を高める工夫について」意見交換をしました。

教育施設の認知度・関心度を高めるためには、市の広報誌をはじめとして、若者にはSNS、高齢者は紙媒体などと、いろいろな方法で情報発信を行うことが必要ではないかという意見が出ました。また、施設や活動を知ってもらうためのきっかけづくりとしてイベントを開催するのもよいのではという意見もありました。

教育施設を利用してもらうため、満足度を高めるための工夫としては、施設の予約時間枠や予約方法・空調についてなど、施設を使いやすくするルールが必要なのではという意見が出ました。現在整備を進めている地域交流ゾーンについては、セキュリティ面が確保できれば、もっと地域住民の方が学校に入ってもらうことができるのではないかという意見がありました。

最後には、前回同様グループの考えを発表し、考えたことを共有しました。

第2回ワークショップ写真
第2回ワークショップ写真
第2回ワークショップ写真
第2回ワークショップ写真
第2回ワークショップ写真
第2回ワークショップ写真
第2回ワークショップ写真
第2回ワークショップ写真
第2回ワークショップ写真
CIMG4469.JPG

☆第3回☆

開催時期 : 12月18日 (土曜日)1.午前10時~正午 2.午後1時30分~3時30分

場所:旭小学校多目的室

参加人数:午前20人 午後15人

内容 : 「未来の学びの場」として、今後の施設などに求められる機能や運営方法などのあり方について意見交換をしました。

これまでのワークショップから導き出された「骨太の方針(仮説)」に対して、また、その具体的な取り組み例や取り組むにあたっての課題について様々な意見が出ました。

建物や設備、利用ルールや情報発信については、拠点施設と地域交流ゾーンの役割の整理を行い、子どもからお年寄りまで使いやすいルール作りをして、誰でも使えるというイメージを発信することが必要だという意見がありました。

そのためには、利用者のニーズを把握し、市内の人材が講座をオンライン等で開くことができたり、使用しやすい予約のシステム等の確立を行うなどの環境整備も必要だという意見がありました。

しかし、費用面の問題や、どのようにスキルのある市民に参画してもらうかなどの課題があるという意見も出ました。

最後は、これまでと同様に各グループで考えたことを発表し、意見の共有を行いました。

 

第3回ワークショップ1
第3回ワークショップ2
第3回ワークショップ3
第3回ワークショップ4
第3回ワークショップ5
第3回ワークショップ6

★第4回★

開催時期 : 令和4年1月29日(土曜日) 1.午前10時~正午 2.午後1時30分~3時30分

場所:旭小学校多目的室

参加人数:午前19人 午後15人

内容 : これまでのワークショップのとりまとめを行い、「思い入れのある内容、印象的だった内容」やワークショップで考えた未来の学びの場のあり方を実現するために「自分ができること、やりたいこと」、そしてその際の「課題」についてグループの中で発表しました。

「思い入れのある内容、印象的だった内容」については、「公共施設が多くあるのに、決まった人しか使っておらず、上手く利用されていない。ハード面において、利用と一体化された、全ての人が使いこなせるものがいい。施設をつくるだけでなく、それを本当に活用できるような場所として、市民の財産になれば良いと感じた。」「施設に対する認知度の差が大きい。今以上に情報発信が重要になってくると思った。」「地域交流ゾーンという話を初めて耳にした。地域交流ゾーンに皆が気軽に集まれるような場所があればいいと思う。」「活動している人の多くが横のつながりを望んでいることを知った。異なる団体が連携することにより、新たな文化や交流が生まれ、地域の活力になると思った。」「学校で子どもたちに活動を紹介する機会があり、それによって将来子どもたちが泉大津市の運営について関わっていくための関心を持つ場となればいいと思った。」など、課題がある中で、施設や活動をよりよいものにするためにどうするかといった前向きな意見が多くありました。

「自分ができること、やりたいこと」については、「音楽イベントの計画」「施設での企画提案」「公民館での活動を地域交流ゾーンでも続ける」「伝統文化に触れる機会を作る」など文化活動についてや、「子どもたちの居場所づくり」「外国人との交流をとおして泉大津に住んで良かったと思ってもらえるようにしたい」「パソコン、スマートフォン、プログラミングの講座」などの教育活動、その他「SNSや学校HPでの情報発信の手伝い」「地域の人から参加したいことやできることを聞き取る」「子育て世代のニーズの把握」「ワークショップで話したことをアピールしていきたい」「人生経験を生かしたことなら何でも」など、ひとり一人が自分の立場だからこそできる意見が出ました。

「課題」については、「市民が講座を企画する際などの利用料についてや、企画を相談できる場所が欲しい」「学校内に地域の人が出入りする際の環境整備。子どもの安全確保のためには、顔と名前が一致するような機会をどんどん増やすことが必要」「施設の予約方法の簡素化」「イベント内容を周知する方法」「防音環境やエレベーターの設置」などの意見が出ました。

最後は、各グループのファシリテーターが発表内容をまとめ、全体で共有しました。

今後は、ワークショップのとりまとめを参考に、計画策定を進めていきます。

社会教育委員会議で進捗状況を報告しました

令和3年11月22日(月曜日)に開催された令和3年度第2回社会教育委員会議で、計画策定の進捗状況について報告をしました。

報告内容は、以下のとおりです。

・計画策定の概要(施設を取り巻く現状と計画策定に至った経緯など)について

・市立小中学校への設置を進めている「地域交流ゾーン」について

・計画策定のスケジュールについて

・市民みんなの「未来の学びの場」を考えるアンケートの結果について

・第1回 未来の学びの場を考えるワークショップについて

令和3年第2回社会教育会議

令和4年2月18日(金曜日)に開催された令和3年度第3回社会教育委員会議で、計画策定の進捗状況について報告をしました。

報告内容は、以下のとおりです。

・(仮称)泉大津市教育施設再配置計画の進捗について(報告)

各委員からは「地域交流ゾーンは、学校教育施設を社会教育施設として活用するという点においては、気軽に入れる施設となるよう、利用しやすい運用方法を定める必要がある。」「ワークショップの意見が自分も感じている。稼働率が高い一方で、利用率が低いということは利用者が固定化されているということであり、その課題解決が重要。」「同じ市民として平等であるべきなのに特定の団体で施設利用スケジュールが埋まっていて利用できないという現状は変えていかなければならない。市民が利用しない、参加しないのは市の活力低下につながるので対策が必要。」「計画策定の進行は丁寧に進めている印象」という意見がありました。

(仮称)泉大津市教育施設再配置計画の進捗について(報告)(PDFファイル:161.2KB)

市民アンケート結果と市民みんなの「未来の学びの場」を考えるワークショップとりまとめ(PDFファイル:1.5MB)

 

令和4年5月30日(月曜日)に開催された令和4年度第1回社会教育委員会議で、教育施設再配置計画について報告をしました。

報告内容は、以下のとおりです。

・(仮称)泉大津市教育施設再配置計画について

各委員からは「利用者が切れ目なく施設利用、活動ができるよう計画を進めるべき」「北公民館の敷地はかみじょう認定こども園の園庭に活用してほしい」「これまで公民館等の利用が少ない大学生や現役世代の社会人などの層をどう取り込むかという観点が大事」「施設の総量圧縮は方針ではなく前提であって、そのうえで泉大津市が発展するためには複合化・多機能化が必須であるという考え方に立つべき」「これから20年先の新規移住者などの住民層の変化等を考えても、今ある施設のままでよいはずがない」「集中してコストをかける部分がないと市の魅力がなくなってしまうように思う」という意見がありました。

(仮称)泉大津市教育施設再配置計画について(PDFファイル:512.1KB)

令和4年10月19日(水曜日)に開催された令和4年度第2回社会教育委員会議で、教育施設再配置計画について報告をしました。

報告内容は、以下のとおりです。

・泉大津市教育施設再編計画(案)について(非公開案件)

総合教育会議で進捗状況を報告しました

令和3年度第1回総合教育会議

令和3年8月18日(水曜日)に開催された令和3年度第1回総合教育会議で、計画策定の趣旨や到達目標、施設配置検討にあたっての課題、今後のスケジュールなどについて報告しました。

市長、教育長、教育委員からは、「全員が諸手をあげて賛成する計画というのは難しいが、市を信頼して任せてくれている声なき声を裏切らないように公平な案を作ってほしい。」「コミュニティ・スクールなどで地域交流ゾーンを活用し、地域とともに子どもたちを育てるという思いを持って施設配置を考えている。」「声の大きい人だけではなく、サイレントマジョリティーを含めた全体のバランスを考えながら計画の策定をお願いしたい。」という意見がありました。

令和3年度第2回総合教育会議

令和3年12月22日(水曜日)に開催された令和3年度第2回総合教育会議で、『市民みんなの「学びの場」を考えるアンケート』の結果考察や『市民みんなの「学びの場」を考えるワークショップ』の内容といただいた意見など、教育施設配置検討業務の進捗状況について報告しました。

市長、教育長、教育委員からは、「地域交流ゾーンなどをより多くの方に使っていただけるよう、多種多様な意見を聞きながら進めてほしい。」「地域交流ゾーンの整備など、とてもよい取り組みだという声をいただいてる。わかりやすい形で発信をしていってほしい。」という意見がありました。

 

令和3年度第2回総合教育会議

泉大津市教育施設再編計画(案)に対するパブリックコメントの結果について

市では「泉大津市教育施設再編計画(案)」を策定するにあたり、市民の皆さまのご意見をいただくため、令和4年12月6日から令和5年1月5日までパブリックコメントを募集いたしました。

貴重なご意見をいただきありがとうございました。

この度パブリックコメントでいただいたご意見とそれに対する市の考え方がまとまりましたので公表いたします。

この記事に関するお問い合わせ先

教育政策課