令和6年度以降の新型コロナワクチンの安全性と副反応について
新型コロナワクチンの特例臨時接種は、令和6年3月末をもって終了しました。
このページでは、令和6年4月以降(特例臨時接種終了以降)の新型コロナワクチンの安全性と副反応についてお知らせします。
令和6年4月以前の情報につきましては、「特例臨時接種における新型コロナワクチンの安全性と副反応について」をご覧ください。
- 新型コロナワクチンの主な副反応として、注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等がみられることがあります。また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生します。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談しましょう。
- 頻度としてはごく稀ですが、新型コロナワクチン接種後に心筋炎や心膜炎になったという報告がなされています。ワクチン接種後4日程度の間に胸の痛みや息切れ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診しましょう。
国内における新型コロナワクチンの副反応について
(令和7年10月24日第109回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の資料を基に作成)
副反応疑い報告数
(令和6年4月1日から令和7年6月30日報告分)
令和6年4月1日から令和7年6月30日までの医療機関への納入数量を接種可能のべ人数とし、副反応疑い報告頻度を計算したものは以下のとおりです。
※報告日での集計のため、以下の件数には接種日や発生日が対象期間以前の症例も含まれます。
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ワクチン 接種可能のべ人数(回数) |
製造販売業者からの報数 (報告頻度) |
医療機関からの報告数 (報告頻度) |
医療機関からの報告数のうち重篤 (報告頻度) |
製造販売業者と医療機関からの死亡報告数の総計 (報告頻度) |
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ファイザー社12歳以上用 6,617,431 |
94 (0.0014%) |
49 (0.0007%) |
37 (0.0006%) |
23 (0.0003%) |
|
モデルナ社 51,239 |
1 (0.0020%) |
0 (0.0000%) |
0 (0.0000%) |
0 (0.0000%) |
|
第一三共社 457,496 |
24 (0.0052%) |
5 (0.0011%) |
3 (0.0007%) |
9 (0.00197%) |
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Meiji Seikaファルマ社 16,560 |
12 (0.0725%) |
0 (0.0000%) |
0 (0.0000%) |
3 (0.0181%) |
|
武田社 314,072 |
21 (0.0067%) |
4 (0.0013%) |
2 (0.0006%) |
3 (0.0010%) |
※副反応疑い報告については、医薬品との因果関係が不明なものを含め、製造販売業者又は医療機関から報告されたものであり、個別に医薬品との関連性を評価したものではありません。
※「重篤」とは、死亡、障害、それらに繋がるおそれがあるもの、入院相当以上のものが報告対象とされていますが、必ずしも重篤でないものも「重篤」として報告されるケースがあります。
※非重篤症例には、重篤度が不明の症例も含まれています。
※製造販売業者からの報告は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第68条の10に基づき「重篤」と判断された症例について報告されたものです。なお、製造販売業者からの報告には、医療機関から報告された症例と重複している症例が含まれる可能性があり、重複症例は、医療機関報告として計上しています。また、その後の調査によって、報告対象でないことが確認され、報告が取り下げられた症例が含まれる可能性があります。
※製造販売業者からの報告には、複数の製造販売業者から重複して報告されている症例が含まれている可能性があります。
※製造販売業者による調査の結果、報告が取り下げられることがあり、取り下げ状況によっては、累計報告件数が前回の集計期間時から減少することがあります。
新型コロナワクチン接種後の心筋炎又は心膜炎疑い報告数
(令和6年4月1日から令和7年6月30日報告分)
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ワクチン接種可能のべ人数(回数)(※1) |
心筋炎疑い事例(※2) (報告頻度) |
心膜炎疑い事例(※3) (報告頻度) |
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ファイザー社12歳以上用 6,617,431 |
3 (0.00005%) |
1 (0.00002%) |
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モデルナ社 51,239 |
0 (0.00000%) |
0 (0.00000%) |
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第一三共社 457,496 |
0 (0.00000%) |
0 (0.00000%) |
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Meiji Seikaファルマ社 16,560 |
0 (0.00000%) |
0 (0.00000%) |
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武田社 314,072 |
0 (0.00000%) |
0 (0.00000%) |
※1 医療機関への納入数量を接種可能のべ人数(回分)として利用。
※2 「免疫性心筋炎」、「好酸球性心膜炎」、「巨細胞性心筋炎」、「心筋炎」、「自己免疫性心筋炎」※MedDRA PT(ver.28.0)
※3 「心膜炎」、「胸膜心膜炎」、「自己免疫性心膜炎」※MedDRA PT(ver.28.0)
※4 製造販売業者による調査の結果、症例の重複等が判明し、取り下げられることがあります。
予防接種健康被害救済制度
予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、ゼロではありません。新型コロナワクチンの接種により、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
〇新型コロナワクチン健康被害支援金について
新型コロナワクチン接種後に副反応(副反応疑いを含む)などで健康被害を生じ、国の予防接種後健康被害救済制度の申請をされる方を対象に、申請までにかかった医療費等の費用の一部を市独自の「支援金」として支給します。
副反応などに関する相談窓口・関連リンク
新型コロナワクチン接種後の副反応や長引く体調不良に関する相談窓口等について、詳しくは「相談窓口・関連リンク」をご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
〒595-0013 泉大津市宮町2番25号 健康づくり課(保健センター)
電話番号:0725-33-8181 ファクス:0725-33-4543
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更新日:2025年11月11日