~MIGAKU~勾玉と鏡の製作体験

更新日:2025年08月22日

「MIGAKU」のちらし
「MIGAKU」のちらし

いまから2000年前、弥生時代の権力の象徴であり、祭祀にも利用された「勾玉」と「鏡」。これらを実際に作成し、弥生時代の文化を追体験する特別なワークショップです。

1グループごとに学芸員がつき、弥生時代と池上曽根遺跡の解説及び、作り方の指導などを行います。

 

勾玉ーヒスイの磨き体験

日本の特定の地域(新潟県糸魚川市)でしか産出されないヒスイは、縄文時代から貴重なものとして扱われ、持つ人の権力を表すものとしてや祭祀の道具として利用されていました。ヒスイは非常に硬く、加工が容易にはできません。弥生人がどのようにしてこの美しい装身具を作り上げていたのかを、実際に「石を磨く」作業を通じて知ることができます。

*ヒスイは非常に硬く、加工が困難な石なので、あらかじめ勾玉形に加工したものを準備しています。表面を磨いて仕上げていただく体験です。

鏡ー鋳造技術の体験と磨き体験

弥生時代に日本に伝わった鏡には、現代の私たちにとっての鏡とは、全く異なる意味をもっていたと考えられます。磨いた鏡にうつるものや反射する光は、その持ち主に特別な力や権威を与えるものとして、社会的な地位の高さを示すシンボルとなったと考えられます。鋳造されただけの鏡の表面は、ざらざらとして何も映しません。しかし、丁寧に磨き上げていくと、やがてその表面に周囲の光が反射し始め、徐々に景色が、そして自分の顔が映し出されるようになります。当時の最先端技術の鋳造という金属加工技術を体験することで、古代の技術力への理解を深めるとともに、鏡面を磨くことで、弥生時代の精神的な世界観に触れることができます。

 

参加費用(材料費) 12,000円
所要時間 90分程度
申込

実施日の3日前までに電話(0725-20-1841)

※実施日及び時間は相談のうえ、決定します

 

この記事に関するお問い合わせ先

〒595-0004 大阪府泉大津市千原町2丁目12番45号
池上曽根弥生学習館 電話番号:0725-20-1841 ファクス:20-1866
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