赤ちゃん防災の取り組みについて
妊産婦ホテル避難制度
妊産婦家族の避難所での共同生活は、
・身動きが取りにくい
・子どもの泣き声に気を遣う
・授乳時に周り目が気になる など、困りごとがたくさん。
そんな困りごとが多い妊産婦家族のために、
今までになかった『ホテルの空室に避難できる制度』をつくりました。
周りに気を遣わず、家族で安心して避難できる避難所です。
赤ちゃん用品の備蓄をスタート
令和5年7月1日、関空泉大津ワシントンホテルでの赤ちゃん用品の備蓄をスタートしました。
液体ミルクは賞味期限が短いことから備蓄しにくいとされていますが、
泉大津市では、
普段はホテルに宿泊された方、災害時はホテルに避難された方にご利用いただくことで、
ローリングストックしながら、無駄のない備蓄に取り組んでいます。
〇液体ミルク
〇スティック粉ミルク
〇おしりふき(ノンアルコール)
〇コンパクトベッド(貸出)
乳幼児・妊産婦避難所お泊まり体験会
いつもの外出、もしもの避難。
どれだけ準備をしても、いつもと違う環境では、思ってもみなかったトラブルがつきもの。
そこで、“ホンモノ”の避難所と同じ環境で一晩過ごすことで、
市も市民も「体験してみないと分からなかった」“コト”を見つけていきます。
今年度は、令和6年1月13から14日にかけて、「乳幼児・妊産婦避難所お泊り体験会」を実施。
体験会のコンセプトは、「気づく」「“やってみる”をよりリアルに」。
防災講座や教室で、一時的に防災意識が高まっても、その場限りになりがちで
せっかく学んだことが身に付いていないことがあります。
そこで、参加者が「知識を身につけ、体験し、災害時に実践できる」よう、
様々な企業やボランティア団体とコラボした体験会を行いました。
〇ガレキの中をベビーカーで避難体験
〇赤ちゃん家族の3日分の備蓄品の重さを体験
〇パパも一緒に液体ミルクの授乳体験
〇簡易トイレの作り方体験
〇津波到達までの限られた時間内に、地震で散乱した部屋で避難準備をする難しさを体験
〇消防士による赤ちゃん心臓マッサージと、119番通報体験
共同通信
▼ NHK
▼ 毎日放送
▼ 産経新聞
両親教室
これから産まれてくる赤ちゃんのための準備と育児で忙しく、
見落としてしまいがちな防災。
そんなご家族へ、いつもの日常で取り入れられる防災についてお伝えします。
更新日:2024年03月05日