アピアランスケア~外見の変化による気持ちの辛さを和らげるケア~

更新日:2025年08月06日

アピアランスケアとは

近年は化学療法や放射線療法が進歩し、がん治療を続けながら社会生活を送る方が増えています。それと同時に、化学療法による脱毛、肌の変色、爪の変化や、手術による傷跡、放射線治療による皮膚炎など様々な外見の変化により、自分らしくなくなったと感じたり、他人とのかかわりが苦痛になるがん患者も増えています。
そのようながんや、がん治療にともなう外見の変化による気持ちの辛さを和らげるケアのことを、「アピアランスケア」といいます。アピアランスケアには、爪や皮膚のケア、脱毛のカモフラージュなどの医学的・整容的なサポートとともに、その人らしくあるための心理的なサポートも含まれます。

アピアランスケアに関するヒント

下記のリーフレットには、特に悩むことの多い7つ項目について(髪、爪、肌、眉毛・まつ毛、術後の傷)のケア方法、ウィッグの探し方や選び方、手術後の対応について、医療者の立場からのアドバイスが記載されています。
外見が変化したことで「周囲の人からどう思われるかが気になる」「治療をする気持ちがおこらない」「自分らしさがなくなった」などで悩んだときに参考にしてみてください。

下記のリーフレットは横浜市、横浜市内でアピアランスケアに取り組む医療者、国立がん研究センター中央病院が協力して作成したもので、横浜市の協力により掲載しています。
※このリーフレットは個人や医療従事者の使用を目的として作成されています。商業目的(物販やサービス販売)での配布や内容の引用はご遠慮ください。
※患者会・NPO法人等で使用をご希望の方は、事前に下記まで御相談をお願いします。

  • 国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センター
  • 横浜市医療局地域医療部がん・疾病対策課(045-671-2721)

 

ウィッグや乳房補正具の購入費用の助成

泉大津市では抗がん剤や放射線治療による脱毛や、手術による乳房切除など、外見の変化により社会参加への不安を持つがん患者の方に、ウィッグ等の補正具の購入費用を助成しています。

がん診療拠点病院等に相談いただけます

府内のがん診療拠点病院では、病院内に設置されているがん相談支援センターを中心に、アピアランスケアについてご相談いただけます。がん相談支援センターでは、患者さんだけでなく、ご家族や、その病院に通っていない地域の方など、どなたでも無料でご相談いただけますので、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

お近くの相談先は、下記掲載のアピアランスケア相談窓口医療機関一覧よりご覧ください。

また、大阪府がん患者サポートセンターでも、アピアランスケアに関する相談や情報発信等を行っています。
詳細については、下記の大阪府がん患者サポートセンターのホームページをご覧ください。
 

アピアランスケアに取り組む企業の活動について(大阪府)

大阪府では、がん患者への支援策として、様々な企業や団体等においても、アピアランスケアに関する取り組みを行っています。

この記事に関するお問い合わせ先

〒595-0013 泉大津市宮町2番25号 健康づくり課(保健センター)
電話番号:0725-33-8181 ファクス:0725-33-4543

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