コミュニティ・スクールに関する研修会を開催しました(R6.2.22)

更新日:2024年03月08日

令和5年度

第2回(令和6年2月22日)

【令和5年第2回コミュニティ・スクールに関する研修】

「泉大津という地域におけるこれからの地域学校協働活動」というテーマで、他市の事例紹介なども含めて講師の猿渡先生に講演いただきました。泉大津で取り組んでみたいことや、現状の課題などについて、グループワークやディスカッションを行い、改めて各自の立ち位置や役割を再確認する良い機会となりました。

日時:2月22日(木曜日)

場所:泉大津市立教育支援センター

講師:福島県楢葉町地域学校協働センター長・楢葉町教育委員会 猿渡智衛氏

参加者:地域学校協働活動推進員、みらい応援隊、学校運営協議会委員を中心に16名

参加者の意見・感想

・地域での世代間の交流はどちらにとってもとても意味のあることだと思います。気持ちが通い合うことから地域でのうるおいが生まれることだと思いますし、沢山の人々の交流が実現すればうれしいです。

・地域学校協働活動の返還や定義等を知ることができ勉強になりました。どんな取組でも地域学校協働活動になりますよという点が印象に残りました。

・他の校区の方の取り組みを聞くことができてよかったです。

・なぜやるのかというところを常に頭に入れて活動したいと思いました。

・一つの町に一つの小学校であれば「地域」と関わりやすいが、古い町や新しい町が入り混じった中で、地域が一体となるのは至難のことで、知り合いを増やすしかないと思いました。

・現在は提供されたことに加わっている感じではありますので、今後色んな方のご意見・感想をいただきながら、自分らしく広がっていけたらいいなと思っています。

コミスク研修会

第1回(令和5年12月8日)

令和4年度より市内小中学校の全校がコミュニティ・スクール(コミスク)となり、令和5年度は各校様々な工夫や取組みを行いながら、学校運営協議会で子どもの活動について話し合ったり、地域のボランティア(みらい応援隊)にご協力をいただいて地域学校協働活動に取り組んだりしています。

【令和5年第1回コミュニティ・スクールに関する研修】

コミスクに対する理解をさらに深め、授業等でのコミスク活用を進めることで、子どもたちの学びが深まるよう、教職員を対象に研修を行いました。

コミスクとは?コミスクを推進するには?地域学校協働活動を推進するには?など、改めてコミスクについて考える機会となりました。

日時:令和5年12月8日(金曜日)

場所:市役所3階 大会議室

講師:文部科学省CSマイスター 西 孝一郎 氏

参加者:教職員37名

参加者の意見・感想

・地域全体で子どもを育てていくということから、教員もコミスクや会議がどのように行われているのかなど、しっかりと理解しておく必要があると感じました。

・自校でもコミスクの取り組みとして休日の図書館開放や生活科の球根植え等で地域の方に協力してもらっていることはありますが、今回の研修で「子どもたちのために」という目的や、細かく分けたボランティア募集の方法などを知ることができて、より明確にコミスクのメリットを感じられました。これまでしていなかった昔遊び、九九、朝の準備など、他にもたくさん協働できる部分があるんだと思いました。

・コミスクの取り組みは、参画することで自他ともに、また、中心となる子どももみんなが幸せになり、幸せな空間・社会を創っていく取組みだなと思います。また、取組みによっては周りの大人も自らの個性にも磨きをかけることができると思いました。ただ、目の前の取り組み(仕事)が忙し過ぎて、こうなればいいのに、あそこで…と思っても、それを投げかけ、企画運営するとなると、自分であれば一歩踏み出せないかも…

・コミスクの目的や運営の方法についてとても明確に理解をすることができました。学校全体で周知をすることが必要だと思いました。また、協議会の運営や会議の方法については、とても具体的に教えていただきまして、本校でも取り入れるべき観点が多数あったのではないかと思います。「子どものために」地域との繋がりを大切にした学校を創りたいと感じました。

令和4年度

令和4年度から泉大津市立の全小中学校で「コミュニティ・スクール」が始まりました。

市教育委員会として各学校の「コミュニティ・スクール」をサポートするため、各小中学校の先生の代表者と各校学校運営協議会委員の代表者、地域学校協働活動推進員を対象に研修会を行いました。

事前にいただいていた「学校運営協議会」や「地域学校協働活動」における各校の成果や課題を元に、ワークショップ形式で情報交流を行いました。

最後は学校ごとで話し合い、今後進めていきたい目標などについて話し合いました。

日時:令和4年12月9日(金曜日)

場所:職員会館3階集会室

参加者:30名

〈参加者の意見・感想〉

・他校のコミスクの方と意見交換できてとてもよかったです。今後の活動の参考になることがたくさん聞けました。

・各校の取組みを知ってとても参考になったし刺激を受けた。手探りで始める事の多い取組みなので、交流はとても大切だと思った。

・他校の動き、取組みを聞かせていただいてとても参考になりました。特に「みらい応援隊」についての話を深くすることができ次回以降の協議会の方向性も見つけ出すことができました。

・各校の取組みや様々な立場の方と話ができて、「何をしたら良いのか、どんなことができるかな?」というところで皆さん悩んでおられることが分かりました。

・地域差、温度差があり、直に参考にできないこともありますが、やはり他校(他地域)との情報交換は大いに参考となり良かったです。

 

令和4年度からコミュニティ・スクールとしての活動が始まった学校も多く、試行錯誤しながら各校で様々な取組みを進めてくださっているため、他校の活動や考え方に触れることで得るものも多かったようです。

今後も教育委員会として学校のバックアップとなるような研修を行ってまいります。

令和元年度

2019年11月16日にコミュニティ・スクール講演会を開催しました。 兵庫教育大学の諏訪准教授をお招きし、コミュニティ・スクールの基本的なことから、他市の事例、小津中学校区での取組みについてご講演ただきました。 「コミュニティ・スクール」とは、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める仕組みです。 小津中学校区では平成31年1月からコミュニティ・スクールの仕組みを導入しています。

講演会チラシ

【講演内容要約】 ・本日のこの講演では、まず、コミュニティ・スクール(以下「コミスク」という。)を知ってもらいたい。そして、ここに来ていただいている方々に、地域に広めていただきたい。 ・基本的な情報として、「学校運営協議会」を設置している学校を「コミュニティ・スクール(コミスク)」と呼びます。 ・コミスクは、子どものためのものと思われがちだが、地域の視点も大切なので、地域のためのものでもあります。コミスクの導入は、地域高齢者の生きがい創出につながると考えられます。このようにコミスクの目的は1つではなくて、波及的な効果が期待されます。 ・「学校は誰のものか?」と聞かれると、多くの人は子どものもの、先生のものと答えますが、法律上は、誰のものとも書かれていません。なので、学校に関わる全ての方々みなさんのものです。 ・小津校区コミスクでは、3つの学校が9年間の義務教育課程で一貫した流れで育てようと考えています。今後は、幼稚園も一緒に接続するかもしれません。地域でどうやって子どもたちを育てるかを考えるのが学校運営協議会の場です。その話し合いを具体化するために、小津校区ではそれぞれの部会に分かれた活動がはじまろうとしています。 ・学校運営協議会は、1つの学校に1つ設置しないといけないわけではなく、複数の学校で1つの学校運営協議会をつくることができます。どういう学校運営協議会にするのかは、それぞれの学校、校区で選んでいけばいい。 ・地域の思いや願いと、学校の思いや願いは共有できていますか?その思いや願いを同じテーブルで話しましょうというのがこの学校運営協議会です。 ・大阪府でコミスクを導入している学校は非常に少ないです。なぜ少ないのかというと校長先生の思いが封じられて、地域の思いや願いが上にくると思われているので、導入に二の足を踏んでいるのではないでしょうか。 ・よく誤解されるのですが、学校運営協議会は、数名の委員が、学校や地域のすることを決めてしまう組織という誤解があるとすれば、全くの間違いです。あくまでも、学校と地域という場に子どもが存在し、その学ぶ場をより良くしていくための話し合いをする場で、決して、校長先生を糾弾する会でも、管理・監督・統制の場ではないということが大切なポイントになります。 ・小津校区の学校運営協議会は、毎月集まって話し合いが行われています。 ・小津校区の学校運営協議会では、それぞれの学校から、こんな事がしたい、こんな事ができるのではないか。という意見を出していただき、委員の方は、これならできるであったり、委員ではないけど、地域のできる人を知っているよというような情報が交換されています。 ・実際に小津校区の学校運営協議会に参加していて、学校と地域が一緒にやっていこうとしている雰囲気が伝わってきます。 ・今でも、地域からすると学校は敷居が高いので、どうやって敷居を低くするか、という話し合いもされています。 ・なぜコミスクが必要なのか?を考えると極端な話にはなりますが、もし、校長先生が転任して、新しい校長先生が「学校と地域の協働はいらない」と考えれば、関係が途切れてしまうかもしれません。地域と学校の関係を継続的にするには、仕組みが必要になります。校長先生、学校運営協議会の会長が変わっても、仕組みが変わらなければ連携・協働体制は継続していけます。子どもたちに関係する人々で課題や目標・ビジョンを共有するためには、熟慮と協議をする熟議の場が必要となります。人々の善意と共感を公式な会議体に反映させるそのための学校運営協議会という組織が必要なのです。   【参加者アンケート】 ・子ども達の成長を支える学校・地域・家庭が連携できるのはとても良い。小津校区の課題を知って、保護者として取り組んでいきたい。 ・具体的な小津校区での取組み内容を知りたい。 ・具体的なことは分からなかったが、良いモノを作り始めようと動いてくれているのだと思った。協力できることはしていきたい。 ・子どもは子どもなりに良い学校にしようと考えているので、子どもたちの意見も取り入れられると良いなと思った。 ・地域にはたくさんの団体が活動しているので、個々の団体の活動が繋がればもっと大きな活動になるように思った。 ・公民館の活動とコミスクの結び付け方を考えさせられた。

当日の資料です

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