【戦後80年】「被爆アオギリ二世」の植樹を行いました

更新日:2025年08月07日

「被爆アオギリ二世」をご存知ですか?

昭和20年(1945年)8月6日、爆心地から北東へ約1.3キロメートルの旧広島逓信局の中庭で被爆したアオギリは、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられたが、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続けて焦土の中で青々と芽を吹き、人々に生きる希望を与えました。

広島市では、“平和を愛する心”、“命あるものを大切にする心”を後世に継承するため、このアオギリを、戦争の記憶と平和への願いを次の世代に伝えるシンボルとして、世界中に配付されています。

アオギリプレート

東雲公園にて植樹式を行いました

令和7年7月16日、戦後80年の節目に東雲公園にて南出市長と、戦争を知らない世代である市内の中学生と一緒に被爆樹木の植樹を行いました。

この植樹は、樹木を介して市民の平和意識を醸成し、世界の恒久平和を祈念することを目的としております。誰もが立ち寄ることができる公園の中にこの木を植えることで、日々の暮らしの中で平和を感じ、考えるきっかけとなることを願っています。

市役所にお越しの際はぜひ、被爆アオギリ二世の成長をご覧ください。

アオギリ水やり風景
市長と学生の集合写真

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