【プロフェッショナル人材活用支援事業】令和7年度事業者向けセミナーを開催しました！

泉大津市では、事業者が抱える様々な事業課題（販路開拓、業務改善（DX）、新規事業・新商品開発等）の解決に向けて、専門的知識や成功体験を持つ「プロフェッショナル人材」を副業として活用いただくことで、事業者の持続的成長ひいては地域産業の振興に繋げるべく「プロ人材活用支援事業」を令和7年度より実施しています。

去る8月29日にテクスピア大阪、9月4日にオンラインでの「副業プロフェッショナル人材活用セミナー」を開催し、製造業、サービス業、医療・福祉関連をはじめ多くの事業者の皆様にご参加いただきました。

本事業の委託事業者である株式会社カルビン（東京都港区） 代表の東 慶親氏を講師として招き、労働人口減少社会での新たな経営手法として注目されている「プロ人材の副業活用」について解説しました。プロ人材の副業活用における企業側のメリットや具体的な活用事例を交えて紹介するとともに、本事業における支援メニューについても説明しました。

参加者アンケートでは、プロ人材活用を「とても有効」または「有効」と回答した参加者が8割を超え、以下のような点について高い関心が示されました。

• 費用対効果がとても良さそう！
• 経営者および社内に不足している知識やスキルを獲得できる
• 知識や経験がなくともプロ人材を活用すれば課題解決できる
• 採用伴走支援やプロジェクト後方支援が受けられ安心できる

また、具体的な活用事例の共有があり、参加者が自社でのプロ人材活用のイメージを持つことができた様子で

• 「初めて聞く内容だった、早速社内スタッフと相談し活用を考えたい」
• 「課題解決の手段としてぜひ検討したい」
• 「自分が抱えていた問題点に解決の希望が見えた」

といった前向きな声が寄せられました。

本年度の参加事業者を令和7年9月19日（金曜日）17：00締切で募集しています。

本事業を通じて自社の課題解決に取り組みたい意欲のある事業者の方は、ぜひご応募ください。

申請フォームはこちら【終了しました】

「プロ人材の副業活用」とは、企業が社外の専門人材に対して、必要な時期や期間に応じて業務委託を行い、自社の経営課題の解決を図る仕組みです。対象となる人材には、大手企業での実務経験を持つ方や、特定分野に強みを持つフリーランスなどが含まれ、主に以下の分野で専門性を発揮します。

• 販路拡大
• 広報・PR
• 業務改善
• 人事・採用戦略 など

特に地域の中小企業にとっては、都市部の優秀な人材を地理的制約なく活用できることや、正社員雇用に比べて採用コストや固定費を大幅に抑制できる経済的メリットが大きな魅力です。一方、プロ人材にとっては、第一線で培った知見を地方企業に提供し、経営課題の解決に貢献するとともに、副業を通じてキャリアの幅を広げ、収入を増やすことができます。

2018年1月、厚生労働省が「モデル就業規則」を改定したことを契機に、副業を容認する大手企業が増加しました。これにより「プロ人材の副業活用」は、より多様で柔軟な人材活用の選択肢として注目されています。リモートワークの普及や働き方の多様化と相まって、地方の中小企業における新たな経営手法として活用が広がっています。

東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス5階
株式会社カルビン 代表取締役 東 慶親

業務委託先である株式会社カルビンは、中小企業経営者に対し「プロ人材の副業活用」を新たな経営手法として提案・支援するコンサルティング会社です。全国各地の基礎自治体と連携し、地域企業の経営・事業課題を解決へ導く人材活用モデルの構築と普及に取り組んでいます。実績として、山梨県甲州市、福井県坂井市、滋賀県高島市、岡山県玉野市、高知県高知市、福岡県糸島市、宮崎県日向市をはじめ、多くの地域企業の支援を行っています。