“食への感謝”を育む『食育推進プロジェクト』を実施しました!
キーワードは「触れる・食べる・作る」
泉大津市は、市域に占める農地面積が2.2%と非常に小さく、市内のこどもたちが直接土や農作物に触れる機会が限られています。
普段の生活ではなかなか体験することのできない農業体験を通じて、未来を担うこどもたちに「農業」や「食」に興味を持ち、多様な学びを得てもらうため、市内に体験型農園を開園しました。
収穫したサツマイモは、参加した園児にプレゼントしたほか、市内の公立就学前施設の給食やクッキングイベントで使用しました。また、収穫体験していない市内の別の公立就学前施設のこどもたちにもプレゼントしました。
引き続き、食育の推進と農への理解を深める取組みを継続し、人と緑、食と農が循環する持続可能な地域づくりに向けて、さらなる連携を進めていきます。
サツマイモ掘り
収穫体験は11月18日と19日の2日間にわたり実施し、延べ約90名の園児が参加しました。初日は南出市長とJAいずみの・谷口組合長も農園を訪れ、一緒にサツマイモの収穫を楽しみました。
また、JAいずみのとの連携事業である「オーガニックアカデミー(有機農業塾)」の受講生5名もサポーターとして参加し、農業を通じた市民同士の交流が生まれる取組みとなりました。
参加した園児の半数以上が「初めての体験」であり、力いっぱいつるを引っ張って、顔より大きな芋を収穫して歓声を上げていました。
代表者コメント
泉大津市・市長 南出 賢一
『いつも当たり前に食べている食べ物がどうやってできているのかを知り、実際に土に触れることで、食べ物のありがたさを分かってくれたと思う。継続していきたい。』
JAいずみの・組合長 谷口 敏信
『大いに楽しんでくれた。家族に体験の思い出を話すことで、家庭で食と農への関心が高まってほしい。』
給食・クッキングの様子
園児たちは、自分たちが収穫したサツマイモを使った給食「さつまいもごはん」や自分たちで作った「さつまいものおやき」をおいしそうに食べていました。
園児から「自分がとったサツマイモを食べれてうれしい。」「自分たちで掘ったサツマイモだから、お店のものよりおいしい。」「またサツマイモ掘りしたい。」など、普段何気なく食べている食べ物への感謝や食に対する興味があふれていました。


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成長戦略課




更新日:2025年12月11日