泉大津市熟成米プロジェクトについて
"古米"という概念をなくす「米の長期保管」への挑戦
市では、東洋ライス株式会社と連携し、「泉大津市熟成米プロジェクト」の実証実験を開始しました。
通常、新米は保管期間が経過するほど味や風味が落ち、1年以上経つと古米と呼ばれます。
本プロジェクトは、東洋ライス社が保有する「米の熟成保管技術」を活用し、数年間にわたり、米の食味を維持・向上させることをめざす実証実験です。
この技術を使って最大5年間米を熟成保管し、毎年試食会を実施して味や品質の変化を検証するとともに、熟成保管米を学校給食にも活用していきます。
▶熟成保管をする金芽米
▶熟成保管庫前での撮影
左から南出市長・東洋ライス 雜賀社長
近年、米の需給や価格の不安定化が全国的な課題となる中、生産量の調整を中心とした従来の対応だけでは限界があると指摘されています。
これまで米は「備蓄し、保管するもの」と考えられてきましたが、本プロジェクトでは「熟成」という新たな発想から、「時間が経つと品質が低下する」という“古米の概念”に着目し、時間の経過を価値へと転換することで、生産・流通・備蓄のあり方を見直します。

また、米を長期保管しながら品質を維持し、付加価値を高めることができれば、生産拡大や食料の安定確保など、さまざまな「食と農」の課題を解決に導く新しいモデルとなる可能性があります。
市ではこれまで、生産地との連携による独自の「ダイレクトサプライチェーン」の構築に取り組んできました。本プロジェクトを通じて、不測の事態においても安全・安心な食糧供給を支える仕組みとして、持続可能で強靭な自治体も出るの構築をめざします。
2月27日に報道発表会を実施しました
プロジェクトの開始にあたり、報道関係者にプロジェクトの概要をご説明するとともに、熟成保管庫へ米を格納する工程をご覧いただきました。
▶南出市長 挨拶
▶雜賀社長 挨拶
▶米を熟成保管庫へ格納している様子
▶質疑応答の様子
また、報道発表会では、日頃より本市と連携いただいている企業の代表者にも「立会人」としてご参加いただき、熟成米の保管工程をご確認いただきました。今回、立会人に同席いただいた理由としては、保管の工程を第三者の立場からご確認いただくことで、保管状況の透明性と信頼性を確保し、将来必要が生じた際にその状況を証明いただくためです。
当日、立会人には、熟成保管庫の鍵の施錠および封印シールの貼付、サインを行っていただき、次回の開封日まで開封されない状態であることを確認いただきました。
▶立会人
左:学校法人村川学園 理事長 村川秀夫様
右:株式会社マイファーム 代表取締役 西辻一真様
▶熟成保管庫の封印の様子
実証実験の設計と検証スケジュール

報道発表会の様子はこちらの動画をご視聴ください(PR TIMES TV)
動画の視聴は、上記画像もしくは、以下リンクをクリックしてください。
熟成米プロジェクト報道発表会 動画(PR TIMES TV YouTube)
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更新日:2026年03月12日