石垣市(沖縄県)との農業連携

更新日:2023年08月01日

連携の内容

令和5年7月5日に石垣市(沖縄県)と、「農業を通じた連携による持続可能なまちづくり」など4項目にわたる農業連携協定を締結しました。

本市では、「市民の健康増進」及び「食料危機への備え」の観点から、日本人の主食であり、栄養価やカロリー貢献度が高い米(食糧)を国内の農業の持続的発展に寄与する形で安定的に確保していくため、令和5年3月に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定しました。今年度、本構想の実現に向けた農業連携先となる自治体を募集し、石垣市との協定締結に至りました。

具体的な連携として、まずは石垣市のお米を学校給食や子育て支援において活用するところから取組みをスタートします。石垣市では、「日本一早い新米」が収穫され、泉大津市の子どもたちに食べてもらうことで「食育」に繋げるとともに、「食料備蓄」の視点においても他の地域とは異なる時期に収穫される米の確保が可能となります。石垣産米は沖縄県外での流通が少なく、石垣市にとっても消費地となる都市部の地域と連携することで安定的な生産に繋げ、販路拡大や生産者の所得向上に繋げることが狙いです。また、将来的には、米以外のフルーツや野菜などの農産物における連携も模索していきます。

調印式における泉大津市・南出市長と石垣市・中山市長コメント

泉大津市・南出市長

『泉大津市では、市民の健康増進及び食糧危機への備えの為、今年3月に安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想を策定した。今回、本市の構想にご賛同いただき連携できることを大変嬉しく思う。子どもたちに石垣市産のお米を食べてもらうことで「食育」に繋げるとともに、「備蓄」の視点でも他の地域とは異なる時期に収穫される米を確保できることは、本市にとって非常に大きな意味を持つ。石垣市の生産者と共存共生の関係性を構築することで、持続可能な農業発展につなげたい。』

沖縄県石垣市・中山市長

『石垣市の農業の状況は、水稲面積の減少による生産者の減少や高齢化、担い手不足が重要な課題となっています。今回の泉大津市との連携により、販路の拡大や生産の安定化、農家の所得安定による新規就農者の増加など地域の課題解決や活性化に繋がることを大いに期待しています。他の地方とは異なる時期に収穫できる美味しい新米「超早場米」の提供に留まらず、石垣牛やパイン、マンゴーなど本市ならではの畜産物や農作物へも連携を拡げ、双方にとって良い関係を築いていきたい。』

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