ジェンダー平等とは

更新日:2023年08月01日

ジェンダー平等

ジェンダーとは

「ジェンダー」とは、生物学的な性とは違い、社会的・文化的につくられている性のことを指します。つまり、男性と女性の役割の違いによって形成された性別のことです。
例えば、「料理は女がするもの」や、「仕事は男がするもの」といった、「女らしさ」「男らしさ」という文化的につくられた意識のことを指します。こういった先入観から、ジェンダーの不平等は生まれます。

 

ジェンダー平等とは

 

 「ジェンダー平等」とは、一人ひとりの人間が、性別に関わらず平等に責任や権利や機会を分かち合い、あらゆるものごとを一緒に決めること を言います。
男性と女性は、体のつくりは違っていますが、平等です。しかし、今の社会では、個人の希望や能力ではなく、「性別」によって生き方や働き方の選択肢・機会が決められてしまうことがあります。

 現在、世界中で社会的・文化的につくられた性別(ジェンダー)を問い直し、ひとりひとりの人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる社会を創るための取組みが行われています。

 そして、同時に”女性”という理由で直面する障壁を取り除き、自分の人生を自分で決めながら生きるための力を身に付ける取組も行われています。

SDGsにおけるジェンダー平等

SDGs(持続可能な開発目標)17の目標の一つにも、「ジェンダーの平等」は掲げられています。
世界では、女性というだけで望んだ仕事に就けなかったり、教育を受けさせてもらえなかったり、望まない結婚・妊娠・出産をさせられたり、様々な差別を受けるケースがあります。
男性も女性も社会的に平等であるための目標が、ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」です。

 

 

市の取組み

市では、「人権が尊重され、誰もが能力と個性を発揮できる社会の実現」を基本理念とし、男女共同参画社会の実現(ジェンダー平等)の推進に努めています。

「OiTr」を導入しました

市では女性のQOL向上の一環として2021年11月1日から、市役所・新図書館「シープラ」・駅前商業施設アルザタウンの中に、「OiTr」という、生理用ナプキンを無料で提供する企業のシステムを導入しました。
このシステムは、生理のある人だけが抱えている様々な負担をなくし、生理がある人とない人の、社会での過ごしやすさのギャップを埋めたい、という企業の思いから作られたものです。

<使い方>
1.トイレ個室内に掲示されているQRコードから専用アプリをダウンロード
2.トイレに設置されたディスペンサーにアプリをかざす
3.ディスペンサーから生理用ナプキンを1枚受け取る
※ユーザー登録をすることで、25日間で7枚まで無料で受け取れます
※1枚受け取った後、2時間は利用できません

生理用ナプキンを受け取るには、アプリをダウンロードする必要があります。

<アプリのダウンロードはこちらから(無料)>

 

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この記事に関するお問い合わせ先

人権くらしの相談課