”見て・触れて・体験できる”防災倉庫「OZU-BO おづぼう」が完成しました!(令和7年11月20日)

更新日:2025年12月05日

泉大津市では、旧図書館を改修し、災害時に必要となる物資の備蓄だけでなく、市民が防災について「見て・触れて・体験して」学べる新しい防災倉庫「OZU-BO(おづぼう)」(2階建延1,766平方メートル)を整備しました。令和7年12月に供用開始を予定しており、災害時の迅速な物資供給に加え、防災教育の拠点として市民の防災力向上をめざすものです。

供用開始に先立ち、11月30日(日曜日)に市民向けの「泉大津市防災倉庫内覧会」を開催します。また、その前段として、関係部局や事業にご協力いただいた地域組織の方々を対象に、見学会(先行内覧会)を実施します。

内覧会及び見学会では、「どんなものが備蓄されているの?」「避難所の生活は?」「災害時の食事は?」など、実際に見て・触れて・体験できる内容を揃え、災害時のイメージを具体的に掴んでいただける機会となります。

見学会の案内役は、市内の浜小学校5年生(2クラス・44名)。授業で学んだ備蓄品の知識を活かし、展示品の説明やツアーガイドを担当します。また、関西大学社会安全学部・城下准教授および城下ゼミ学生との連携により、“子ども・学生・地域”が協働して防災を学ぶ新しい取り組みとして実施します。

泉大津市防災倉庫「おづぼう」の外観

泉大津市防災倉庫「おづぼう」の外観

おづぼうのロゴマーク

おづぼうのロゴマーク

愛称「おづぼう」とは

愛称は市民から公募を行い、「防災倉庫愛称選考委員会」による選定の結果、「OZU-BO(おづぼう)」に決定しました。

「泉大津(OZU)」+「防災(BO)」の組み合わせであることに加え、防災を日常的に意識しやすい語感であること、また泉大津が古くは随筆や紀行文に「小津(おづ)」と記されていた歴史性も評価されました。

地域に根ざした親しみやすい名称として、市民に広く浸透することを期待しています。

整備の背景と考え方

令和6年能登半島地震では、物資搬送・避難所運営・備蓄管理など多くの課題が顕在化しました。泉大津市は、令和6年1月2日から6月1日まで延べ25名の職員を現地に派遣し、

  • 物資が届いても避難所に届けられない
  • 非常用トイレなどの使い方が分からない
  • 備蓄はあるが活用方法、管理が共有されていない

などの多くの課題に直面しました。

これらの教訓を踏まえ、本市では"備えるだけでなく、使える備蓄へ"をコンセプトに防災倉庫のリニューアル整備を実施しました。また整備にあたっては、迅速な物資供給と物資管理のノウハウを持つ災害協定締結企業(流通サービス企業)と連携し、"倉庫の運営・活用・管理の効率化"も図っています。

こうした取組みにより、「おづぼう」は単なる物資保管庫ではなく、市民が災害時に必要な行動を学び、"体験できる防災倉庫"として機能します。

施設の主な機能・特徴

誰でも使いやすい備蓄レイアウト
  • 物品区分を"見える化"
  • 迅速に取り出せる動線を確保
     
市民が学べる展示・体験コーナー
  • 簡易ベッド・間仕切りテントの展示・設営体験
  • ラップ式トイレ・簡易トイレなどの展示・体験
  • 水循環型シャワーの展示・体験
  • 女性視点の備蓄品の展示と避難所レイアウト(授乳室など)
  • 「備えずに備える」新しい毛布備蓄"モフバッグ"の展示
緊急時は臨時避難スペースに転用
  • シャワー、節水型トイレなど、最低限の生活環境を確保
  • 既存避難所が満員の場合の受け皿として機能
備蓄物資のデジタル管理を強化
  • 在庫を“見える化”し、災害時の供給をスピードアップ
  • 保管場所・品目・在庫数をリアルタイムで把握
  • 物資の受払や賞味期限アラート機能、消費・補充状況を記録する仕組みを採用
  • 使い方が分からない問題を解決”二次元コードから動画で使い方を確認できる仕組み”を導入

内覧会で公開する主なコンテンツ

備蓄物資の実物展示

停電・断水時に対応する多様なトイレ、簡易ベッド、間仕切りテント、女性目線の避難所レイアウトと衛生用品、水循環型シャワー、非常食などを展示し、パネルや二次元コードで分かりやすく紹介します。
 

体験型コーナー
  • リアル避難所体験”簡易ベッド・間仕切りテント”設置体験
  • トイレの課題解決”いろいろなトイレ展”災害時のトイレ体験
  • 断水時でもシャワーを浴びられる”水循環型シャワー体験”
  • 何を備蓄するかを知る”備蓄食の試食体験会”

浜小学校防災教育 ラップ式トイレ

令和7年11月16日 災害食試食体験会

開催概要

見学会(先行内覧会)

日時 令和7年11月27日(木曜日) 10:50〜11:50

場所 泉大津市防災倉庫「おづぼう」(旧図書館)泉大津市下条町11-35

内容 浜小学校児童による施設案内・備蓄品と展示品の説明

対象 市関係部局、自治会、自主防災組織 等

見学会 タイムテーブル
時間 内容
10:50~ 児童による開会あいさつ他
11:00~ 児童によるガイドツアー・各コーナー見学・説明
11:40~ 児童によるおづぼうの全体まとめ・感想
11:45~ 記念撮影

 

市民向け内覧会

日時 令和7年11月30日(日曜日) 10:00〜13:00
内容 リアル避難所体験、備蓄食試食体験会、水循環型シャワー体験、自由見学
参加方法 事前申込不要(入退場自由)

内覧会 タイムテーブル
時間 内容
10:00~10:05 市長挨拶

10:05~10:10

「OZU-BO おづぼう」愛称公募 最優秀者紹介・記念品贈呈

10:10~

自由に倉庫内を見学
10:15~12:00 体験会
  • リアル避難所体験"簡易ベッド・間仕切りテント"設置体験
  • トイレの課題解決"いろんなトイレ展"災害時のトイレ体験
  • 断水時でもシャワーを浴びることができる"水循環型シャワー体験"
  • 何を備蓄するかを知る”備蓄食の試食体験会”
13:00 終了

 

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危機管理課