地震などの災害に備えて、家具の転倒防止の対策を
地震により転倒した家具や家電製品の下敷きになることでケガをしたり、場合によっては命を落とすこともあります。 阪神淡路大震災では、ケガをした人の約75%が家具等の転倒やガラスの飛散によるものです。このような事態を未然に防ぐためには、家具の転倒防止の対策を講じることが必要です。 いつ起こるかわからない地震に備えて、日頃から安全確保をおこないましょう。
1 安全空間を確保する
- 寝室に、なるべく家具は置かない。やむを得ず置く場合には、倒れてきても下敷きにならないように配置する。
- 避難する際に邪魔にならないように、出口付近や廊下、階段等に物は置かない。
- 壊れやすいもの、割れやすいものは極力置かない。
- キャスター付きの家具や家電製品があれば、動かないように固定しておく。 など
2 家具等を倒れにくくする
- 重いものは下に収納し、重心を下げて倒れにくくする。
- 家具の下にストッパー等を敷くなど角度を付け、後ろにもたれ気味に置く。
- 転倒防止器具(L字金具等)を使用して壁に固定する。
- 壁や床に固定できない場合は、2種類以上の器具を用いて上下から固定する。
- 上下に分かれている家具は金具で連結する。 など
3 落下物によるケガを防ぐ
- 開き扉にはストッパーを取り付け、中の収納物が出ないようにする。
- ガラスには破片が飛び散らないように飛散防止フィルムを貼る。
- 家具の上に重いものは置かない。
- 照明器具が落ちないように、耐熱性のテープを張るなど補強をおこなう。 など
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更新日:2023年08月01日