津波避難ビルを指定しています

大規模地震に伴う津波が発生、または発生する恐れがある場合に、市民の皆さんが緊急的に一時避難する施設を確保するため、耐震性に優れた中高層建築物について、ビル所有者やマンション管理組合のご協力を得て、「津波発生時における緊急避難場所としての使用に関する協定」を締結し、「津波避難ビル」として指定しています。 津波警報や大津波警報が発令されたとき、津波から身を守るためには、まず浸水区域外（南海本線より東側）に避難することが基本です。しかし、警報の発令を知るのが遅れたり、避難が困難なときなど、時間的余裕が極めて少なく、避難のための十分な時間を確保できない場合は、津波避難ビルに緊急的に一時避難することができます。 今後も津波避難ビルの指定の取組みを進めていきます。

緊急避難時が夜間などでオートロックマンションが開錠しない場合は、インターホンで住民の人に助けを求めて下さい。

 津波避難ビルに指定している建物については、以下の標識を掲示しています。  

• 南海トラフでの地震発生後、本市に約95分で津波の第1波が到達すると予想されています。慌てず、落ち着いて避難しましょう。
• 津波は第1波、第2波と何度も押し寄せます。津波警報の解除等、安全が確認されるまで避難場所などにとどまりましょう。
• 車での避難は渋滞や事故の原因となるので避けましょう。

建物を所有、管理している個人または法人で「津波避難ビル」の指定にご協力いただける人は、危機管理課までご連絡をお願いします。

• 津波浸水想定区域等の臨海部及び内陸部にある鉄筋コンクリート造（RC）または鉄骨鉄筋コンクリート造（SRC）で5階以上であること。（津波による浸水が低いと予測される地域は3階建て以上も可）
• 新耐震基準（昭和56年施行）に適合している建物であること。