市の生い立ち

 泉大津の歴史は古く、奈良時代には府中におかれた国の役所の外港として栄えていました。交通の要として天皇や国司、歌人、文人らの往来も多く、古くから随筆や紀行の中にも、“小津の泊”、“小津の松原”、“大津の浦”など名勝の地としてしばしば登場しています。土佐日記の中でも、土佐守の任期を終えて帰京する途中当地を通った紀貫之が「行けどなお行きやられぬは妹がうむ小津の浦なる岸の松原」とあり、また更級日記の作者も、大津の浦で暴風雨にあい、舟を丘の上に引き上げて夜をあかした云々と記しています。

 やがて明治になり、明治22年4月1日、市町村制の施行により、それまでの17か村がそれぞれ大津村、穴師村、上條村の3か村に統合され、和泉郡の所属となりました。その後大津村は大正4年4月1日に町制を施行して大津町と改称し、昭和6年8月20日に穴師・上條村を合併した後、昭和17年4月1日に市制を施行(府下7番目)、泉大津市と改称して今日に至っています。

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