東南海・南海地震に備えて、津波避難訓練を実施(平成24年7月1日)

更新日:2021年08月16日

旭小学校に避難する市民
訓練に参加した市民
訓練に参加した市民

 泉大津市は7月1日、東南海・南海地震で津波による被害が想定される地域を対象に避難訓練を実施。

 これは、市・消防団・警察・自主防災組織・住民が一体となり、津波情報の伝達や避難行動の習熟を図るために行っているもので、住民ら約360人が参加。昨年の東日本大震災以降、津波に対する住民の意識も大きく変化しているなか、避難訓練を繰り返し行うことにより、実際に津波警報が発令された時に慌てず的確に、すばやい避難行動がとれることを目的として実施。

 訓練は、午前9時に和歌山県紀伊半島沖でマグニチュード8.4の海溝型地震が発生し、市域で震度6弱を観測、大阪府沿岸に津波警報が発令され、約90分後に同市沿岸に到達するという想定で行われた。

 当日は、ときおり強い雨が降る天候であったが、参加住民は、同報系防災行政無線の屋外拡声器から流れる避難指示を合図に、自宅から避難場所である旭小学校(同市昭和町2番27号)へ徒歩や車いすで避難し、避難に要する時間や安全な避難経路などの確認を行った。

 地元消防団や自主防災組織は避難誘導訓練を実施。建物やブロック塀などの倒壊により、遮断されそうな道路がないかなどを確認しながら、主要交差点などで安全に避難できるよう誘導を行った。また、参加した地域の中では、車いすでの避難がどれだけ困難であるかを体験する参加者もいた。

 訓練終了後には、場所をテクスピア大阪(同市旭町22番45号)に移し、「大阪府と泉大津市の津波対策の現状について」をテーマに大阪府危機管理室 課長補佐 看舎邦亮(かんしゃ くにあき)氏、泉大津市危機管理監 藤原成寛(ふじわら しげひろ)氏、両氏による防災講演会も開催。

 市危機管理課は「東日本大震災の津波被害は、市民の心に大きな衝撃を与えた。繰り返しの訓練を通して、津波災害に対する備えを高めてほしい。」としている。

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