<子どもの食育>平成30年3月号 春の年中行事☆桃の節句

 3月3日は「桃の節句」。

 ひな人形を飾り、女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」として親しまれていますが、桃の節句は本来「上巳(じょうし)の節句」といい、老若男女を問わず幸せや無病息災を願うものなので、「うちは男の子だけだから関係ないわ」などと思わず、桃の節句をお祝いしましょう。

「ハレ」と「ケ」

 桃の節句の行事食といえば、「はまぐりの潮汁」と「ちらし寿司」。

 このように、特別な食事をとってお祝いをする日を「ハレ」の日、普段通りの日常を「ケ」の日と呼び、非日常と日常を昔より日本人は使い分けていました。

◎ハレと祭り

 「ハレ」の日には、晴れ着を着たり、おもちや赤飯など神聖な食べものを食べたり、お酒を飲んで祝ったりして、特別な日であることを示します。昔から日本人は、木にも火にも水にも神様が宿っていると感じ、これを「八百万(やおよろず)の神」といって大切にしてきました。そして、身辺で起こるよいことも悪いことも神様のおかげ、神様のせいと考え、人々は祭りを司るようになりました。

 祭りの華やかさ、行事の晴れやかさ、ケガレを落とした後の清々しさが「ハレ」であり、「晴れ着」「晴れ晴れ」「晴れ姿」など「ハレ」の気持ちを表した言葉がたくさんあります。

◎ハレとケはワンセット

 日々に「ハレ」と「ケ」があるように、人々の暮らしの中にも光と影があります。悪いことが起こると「明日はきっとよくなる」と自分を励ましたり、よいことが起こると「いいことばかりではない」と喜びすぎるのを戒めたりすることがあります。

 この感覚は、日本人の暮らしの中のメリハリ(ハレとケ)が深いかかわりを持っているといわれています。

 子どもの頃から季節の年中行事にふれ、行事食を楽しむことで心を豊かにし、日本の行事や食事への興味を育みましょう。

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〒595-0013 泉大津市宮町2番25号 健康づくり課(保健センター)
電話番号:0725-33-8181 ファクス:0725-33-4543

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