<子どもの食育>平成30年1月号 冬の定番☆あったか お鍋

 冬の味覚といえば、温かいお鍋。海の幸や山の幸とともに冬野菜をたっぷり使った料理です。

 鍋物は、料理として美味しいだけでなく、皆で一つの鍋をつつくところが醍醐味。普段は、料理をしない人でも「鍋奉行」に変身し、あれこれ指図して大張り切りという姿を見ることもしばしばあります。

鍋物のルーツは囲炉裏(いろり)文化

 皆で美味しい鍋を囲んで楽しむという文化は、いつ頃から始まったのでしょう。実は、鍋物の歴史はあまり古くはありません。庶民が鍋を囲んで今のように鍋物を楽しみ始めたのは、江戸時代になってから。

 それまでの日本では、鍋をそのまま食事の場に出すことはなく、一品ずつ器に盛られるもので、身分や地位などによっても食事の場所や時間が分けられていたため、一つの鍋を皆で囲んで箸でつつくなどということは、ありませんでした。

 しかし、農村では「囲炉裏」で煮炊きをし、囲炉裏を囲んで食事をしていました。鍋物のルーツは、道具としての「鍋」ではなく、この「皆で囲む」という囲炉裏での食事形態だとも言えそうです。

 江戸の料理本には、炊事場で魚や野菜を煮て、鍋ごと食卓に出す「なべやき」という料理が記されています。出来立てを熱いうちに食べる美味しさは人々をとらえ、制度や習慣を超えてブームとなりました。

 江戸時代は、庶民が「食」を楽しめるようになった時代で、美味しさはもちろん、和やかで楽しい雰囲気も、鍋物が好まれた理由の一つでしょう。

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 年末からお正月にかけてご馳走続きで、胃腸がお疲れぎみの頃ではないでしょうか。そんな時には、胃腸にやさしい食事を食べることが大事です。

 からだを温め、胃腸に負担のかからない豆腐や白身魚、キャベツなどを使用したお鍋が最適です。また、消化を助ける働きのある大根を使った「おろし鍋」もおススメ。家族みんなで鍋を囲み、美味しいものとともに、和やかなひと時を過ごしましょう。

お問い合わせ
〒595-0013 泉大津市宮町2番25号 健康推進課(保健センター)
電話番号:0725-33-8181 ファクス:0725-33-4543

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