<子どもの食育>平成29年5月号 旬を味わう~初夏の味覚☆初鰹~

 日本の食文化は、季節を感じながら季節の味をいただくことを大切にしており、いち早く季節のものを味わうことは、食事の楽しみの一つです。

=目には青葉 山ほととぎす 初鰹=

 目にも鮮やかな「青葉」、美しい鳴き声の「ほととぎす」、食べて美味しい「初鰹」と春から夏にかけ江戸の人々が最も好んだものを俳句に詠んでいます。

 かつおの旬は年に二度あり、春から初夏にかけ黒潮にのって太平洋岸を北上するかつおを「初鰹」といい、さっぱりとした味わいです。それに対し秋の水温低下に伴い、三陸あたりから南下してくるかつおが「戻り鰹」で、脂がのっているのが特徴です。

 江戸の人々は「初物」に手を出すのが粋(いき)とされたため、出回り始めで高価な初鰹も、大変人気が高かったようです。

=初物七十五日=

 初鰹が人気であるもう一つの理由が、初物の縁起の良さにあります。初物とは、実りの時期に初めて収穫された農作物や、シーズンを迎え初めて獲れた魚介類などのこと。

 初物を食べれば新たな生命力を得られると考えられ、「初物七十五日」(初物を食べると寿命が75日のびる)と言われるなど様々な言い伝えが残っています。

=美味しい食べ方=

 かつおの美味しい食べ方といえば「たたき」

 別名「土佐造り」と言われるように高知県の名物料理です。新鮮なかつおを皮付きのまま捌き、表面だけを火であぶって冷水でしめます。食べやすい大きさに切り、薬味とたれをたっぷりかけていただきます。

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 最近では、養殖や冷凍技術の進歩により、一年中食べることができる魚の種類が増えてきましたが、旬の時期に食べる魚介はうま味も格別と言われています。

 食卓を旬の食材で彩り、親子で旬の味を楽しむことは、子どもたちの食べものに対する興味を育むことにつながります。

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〒595-0013 泉大津市宮町2番25号 健康推進課(保健センター)
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