平成29年3月号 季節を感じる☆春のおやつ

 立春が過ぎて、はや1ヶ月。まだまだ寒さは残りますが、暦の上ではもう春。もう少しすれば桜のつぼみも膨らみ始めます。

 桜の季節になると食べたくなるのが「桜餅」。桜の葉の塩漬けで包まれており、ほんのりピンク色をした春を感じさせる和菓子です。しかし、人によって思い浮かべる桜餅は違うようです。

 桜餅は、関東風と関西風の二種類に分けられます。最近では、どちらも見かけるようになったので、食べ比べてみるのも楽しいでしょう。

関東風☆長命寺(ちょうめいじ)

 小麦粉などの生地を焼いた皮で餡を巻いた、クレープ状のお餅です。

 隅田川沿いにある長命寺の門番が、桜の落葉掃除に悩まされ、ふと思いついたのが、桜の葉を塩漬けにして薄い皮で餡を包んだものに巻いて作ったおやつ。これを売ったところ、江戸で大流行。長命寺餅と言われ、関東ではこちらの桜餅が主流です。

関西風☆道明寺(どうみょうじ)

 もち米を蒸して乾燥させ、粗く挽いた道明寺粉で皮を作り、餡を包んだまんじゅう状のお餅で、道明寺粉の粒々した食感が特徴。

 道明寺粉は、大阪の道明寺で保存食として作られたのが語源で、関西では、この桜餅が主流です。

 「長命寺」「道明寺」どちらの桜餅も、桜の葉の塩漬けで包まれています。

 桜餅に使用する葉は、やわらかくて毛が少ない「大島桜」が主に使われており、塩漬けにすることで独特の風味をかもし出します。この、塩漬けの葉で包むことで、桜の香りや塩気がお餅について美味しくなるのです。

**********************************

 桜餅は、単なる和菓子と言うだけではなく、日本の四季を感じたり、地方によって違う食文化を知ることにもつながります。

 楽しいおやつタイムを利用して、食への興味を育みましょう。

お問い合わせ
〒595-0013 泉大津市宮町2番25号 健康推進課(保健センター)
電話番号:0725-33-8181 ファクス:0725-33-4543

みなさまのご意見をお聞かせください

このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか